手取り11万円の生活費内訳(実例)

2021年3月30日

私が手取り11万円で一人暮らしを始めたときの生活費内訳を紹介します。
収入が近い方の参考になれば嬉しいです。

手取り11万円での生活費内訳

一人暮らし開始時の私

はじめに、一人暮らしを始めた当時の私はこんな感じでした。

●年齢・・・29歳(2013年当時)

●勤務場所・・・田舎(低賃金)

●勤務時間・・・月~金曜の朝から夕方8時間+休憩1時間
 ※この間は家にいないので電気代もそんなに掛からない

●月収・・・手取り11万4千円(私が住んでいる地域では平均的)

●ボーナス・・・手取り年額38万円
 ※月収・ボーナス共に住民税、健康保険料、厚生年金保険料を差し引いた金額です

安月給でも社会保険に加入していれば健康保険料・厚生年金保険料が会社と折半なので助かります。

社会保険に加入しているので追加で個人的な医療保険等は不要だと考え、自分で加入していたのは自動車の任意保険くらいでした。

生活費内訳

一ヶ月の生活費内訳は次の通りです。

家賃   30,000 円
駐車場  3,000 円
電気   2,200 円
ガス   3,200 円
水道   2,000 円
交通費  4,000 円
通信費  4,000 円
NHK  1,200 円
食費     15,000 円
日用雑貨    6,000 円
小遣い    27,000 円
予備費  7,000 円
貯蓄    10,000 円

合計 114,600 円

平均的にこんな感じでした。

一人暮らし開始時の収入は11万4千円でしたが、その後収入が3千円程上がりました。
上がった分は予備費と貯蓄に回しました。

ボーナスは年2回出ていました。5万円ずつ引き出して自由に使い、残りは貯蓄していました。

家賃

手取り11万円だと家賃は駐車場込みで28,000円以内が理想だと思います。
私の場合は33,000円とはみ出していますが…(^^;)

とても良い条件だったので契約してしまいました。
(調理スペースが広かった事、収納、間取り、日当たり、周辺環境等)

他で何とでもなる、と変な自信があったもので。

電気代・ガス代・水道代

電気代・ガス代は季節によって変わりますが、水道代も含めてだいたい7,500円程でした。
ちなみに年間通して暖かい地域です。

エアコンは夏場の寝苦しい時や休日にたまにつけていました。

 一人暮らしの年間電気代の記事はコチラ↓

ガスはプロパンでしたが、基本料金が他プロパン会社より安かったようです。
(一人暮らしをしていた同僚と比べてみました)
基本シャワーで、冬の寒い時に浴槽にお湯を溜めていました。

洗濯は週2回まとめて。
まとめ洗いをするのに一人暮らしには少し大きめの容量7キロの洗濯機を使用していました。

交通費

交通費はガソリン代です。

軽自動車に乗っていて、給油1回2,000円を月2回。
ガソリン単価にもよりますし、休日に遠出をするともう少しかかります。

通信費

通信費は携帯代です。
当時はガラケーで、キャリアの安いプランに入っていました。

一時期プラス5,000円でパソコン契約もしていましたが、使用頻度に対する月々の料金が割に合わないと思い1年で解約。

今はスマホですが、キャリアから乗り換えて月2,000円程。
安いです。

NHK放送受信料

NHKに関しては地上契約と衛星契約があり、当時は衛星が映らないとかで月1,200円程でした。

周りには放送料払ってない人もいましたが、小心者の私は契約。

当時はよく知りませんでしたが、一般的には地上・衛星の両方を年間契約して一月あたり2,000円程です。

食費

食費は自炊が苦で無ければこの金額で割ときちんとした物が作れます。

高い食材を頻繁に買ったりはできませんが、お米・パン・お肉・野菜・果物・お菓子・飲み物・パスタや缶詰・調味料等ある程度揃えられます。

お店によって同じ商品がぜんぜん違う金額だったりするので、まずは安いお店を見つけると良いです。

私は食料品の買い物が好きで、野菜やお肉が安いスーパーやちょっとオシャレな調味料が豊富なお店等あちこち行ってました。

お昼は職場にお弁当と水筒持参。
夕飯の残りとかを適当に入れていました。

一週間分の食材をまとめ買いするので、一人暮らしには大きめの容量260L程の中古冷蔵庫を使用していました。

日用雑貨

洗剤や石鹸、シャンプーやトイレットペーパー、ティッシュ、ごみ袋など。
日用品で月に2,000円くらいでしょうか。

気に入った雑貨は値段を考えながら買っていました。

お小遣い

お小遣いは飲み会や洋服、化粧品、美容室代等。

飲み会・ランチ会は1~2ヶ月にそれぞれ1回ずつ。

美容室は5、6ヶ月に一回ストレートパーマかけてました。
超癖っ毛のため3、4ヶ月すると前髪がうねうねしてきますが、しばらくはヘアアイロンで頑張って節約。
カラーリングは市販のを購入して自分で染めてました。

他に友達や家族に誕生日プレゼンを買ったり。
友達は少ないし、家族と言っても母親に買うくらい。

予備費

予備費はお小遣いで賄いきれない時用にとっておきました。

結婚・出産のお祝い金やお悔やみ、レジャー等。他の生活費と分けて保管していた方が良いと思います。

使わずに貯まっていくとお小遣いとして使ったり、貯蓄に回したりしていました。

貯蓄

自動車関係の支払い用に貯蓄していました。

自動車保険(年8万円)、自動車税(軽7千円ちょい)、2年に一度の車検(一回8万円程)。
月々の貯蓄は年間で消費される感じです。

増やすための貯蓄はボーナスの残りだけでした。

まとめ

私の実例を見て、これならやっていけそうだと思う人もいれば、ムリムリ絶対ムリ!という人もいると思います。

この生活費の内訳は、あくまでも私の性格や生活環境等によって出てきた数字です。

少ない収入での一人暮らしは、ほとんど貯蓄が出来ないだろうと初めから予想していました。

なので、一人暮らしを始める前にまずは自分が安心できる金額の貯金をしました。
(最低でも給料の総支給額で1年分は欲しいところ)

あとは、あまり当てにしてはいけないのでしょうが、一応ボーナスがあり、毎年多少(1,000~3,000円)は昇給もあったので何とかやっていけそうだと一人暮らしへの一歩を踏み出しました。

ボーナス無し・昇給無しだったら・・・
未だに実家暮らしだったかもしれません。

また、近くに食材の安いスーパーが見つからなければもっと食費は上がったでしょうし、猛暑日が続いたり寒い日が続けば電気代・ガス代ももっと掛かったと思います。

手取り11万円という少ない収入でやっていくために、何かしら工夫や我慢は必要です。

ただ、我慢ばかりでは楽しくないので、たまには息抜きをして好きなことにお金を使うなどバランス良く過ごすように心掛けていました。